【銘柄分析】年間6,000円相当の優待券!!丸亀製麺のトリドールホールディングスは購入してもよい?

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ファミレス銘柄には自社の株主優待を提供している会社が多いです。トリドールホールディングスはおなじみの「丸亀製麺」を中心とした飲食店を、日本・海外で合計1736店舗(2020年4月29日現在)展開する飲食チェーンですね。国内の丸亀製麺だけでも800店舗以上あるので、主要ショッピングモールではほぼ確実に目にすることができます。

妻みさえ
妻みさえ

うちの子供らは、うどんやったら確実に食べよるからなあ。しかも値段が安いし、トッピングを選べるちょっとした楽しさもある。

夫ひろと
夫ひろと

困ったら丸亀製麺かはなまるうどん、ていう感じだね。はなまるうどんは上場していないようなので、うどん系の株主優待だと、まずこのトリドールホールディングスに注目です。というわけでまず、どんな株主優待か見てみましょう。

株主優待

(最新情報はこちら→トリドールホールディングスの株主優待

いつもらえる?

優待の権利を獲得するチャンスは年に2回あります。3月31日にと9月30日に株主名簿に記載さ入れていること、つまり3月末と9月末に株を持っていることです。そうすると、3月末の場合は6月中旬、9月末の場合は11月下旬に株主優待券が発送されます。

どんな内容

最低単位の100株保有から優待が付与され、その金額は3,000円相当の優待券です。さらに保有株数が増えるとその金額が下のように増えていく。これが年に2回実施されるから、100株保有しているだけで年間6,000円相当の優待券が手に入るのです。これは破格ですね。

保有株式数優待内容
実施回数年2回
100株以上~200株未満100円割引券 30枚(3,000円相当)
200株以上~1,000株未満100円割引券 40枚(4,000円相当)
1,000株以上~2,000株未満100円割引券 100枚(10,000円相当)
2,000株以上100円割引券 150枚(15,000円相当)

また長期保有者への優遇があり、「200株以上」かつ「1年以上」保有していると上記に追加でさらに3,000円相当の優待券が付与されます。これも年2回実査されるので、この条件を満たしていればなんと年に12,000円相当もの優待券を取得できることになります。優待だけで家族4人で2か月に1回ぐらい行けそうです。

使用条件はある?

丸亀製麺だけでなく、トリドールホールディングス傘下の店舗であればどこでも使えます。ただし、一部の券売機を利用する店舗では使用できないことがありますのでご注意ください。

有効期間も約1年と長いです。3月31日に権利取得したものは翌年の7月末まで、9月30日に権利取得したものは翌々年の1月末まで使えます。

優待券でおつりは出ませんが、ほかの金券や割引券との併用も可能です。

毎月1日のうどんが半額になる「釜揚げうどんの日」にも使用できるし、持ち帰りの場合でも使えます。

トリドールホールディングスの財務状況は?

さてこのように魅力的な丸亀製麺を擁するトリドールホールディングスの、財務内容はどうでしょうか。購入して長期保有に値するか、割安度はどうか、などを見てみました。

直近3期で見ると、売り上げは42%増と大きく伸びていますが、これに反して利益は大幅減で、ちょっと心配になりますね。

2020年3月期の第3四半期までの実績を見る限りはこの落ち込みが続いている様子はありません。粗利率が悪化している傾向もないので、基本的には売り上げが伸びているのは順調なサインとみていいのかもしれません。

ただ、ROE/ROAは非常にに低い。資産や株主資本に応じた利益を稼げていないということになります。私の場合はいずれも10%を期待したい指標です。しかしこのROEは大幅減になった利益をベースにしているので、利益が回復すればROEは回復はするはずです。ただやはりROAが低いというのは変わりありません。

自己資本比率や剰余金率も低いですね。これはおそらく資金の借り入れが多くそれを店舗拡大に投じているからではないかと思います。利益剰余金が低いのも利益を内部留保せずに積極的な拡大に投じていると考えることができます。そう考えればAmazonのような成長企業に典型的にみられるケースと解釈することはできます。

結論

今見える財務実績の状況では、私が長期保有に値するかどうかの判断基準としている「財務健全性」が低いというのは否定できません。なので長期保有目的で購入するには、ややためらいを感じます。

一方でこれからの株価上昇に期待する成長株投資の銘柄としては期待できるかもしれません。また株主優待内容も非常に魅力的です。 特にユーザーにとっては年間6,000円の株主優待というのは生活費の削減に直結する内容です。

なので、結論としては20~30万円の投資でこの優待が得られるという条件が続くならば、100株は買いでいいのではないかと思います。

それ以上の保有については、優待目当てというよりは、成長に伴う株価上昇に期待して購入するべきかどうかという判断になります。PERが30を超える状況ではあまり割安とは思えません。利益水準が以前の50億円レベルに戻れば検討に値するかもしれませんが、そこからさらに成長できるかどうかは丸亀製麺を中心とした業態やポジショニングをどう評価するかにかかわってくるようなことでしょう。

二極化、デフレ、ブランド力などといったキーワードから、丸亀製麺のような業態が今後も一定層から支持されるのではないかという期待はできます。また、うちのようなエンゲル係数の高い子育て家庭にとって外食時の強い味方であることは間違いなく、同じような人たちはそれなりにいるとも思います。

このような見方に賛成でき、また個人的にそのブランドや味、サービスに魅力を感じているとしたら、成長期待で買い進めるのはいいかもしれません。ただやはり今後の利益水準とPERは注視していく必要があると思います。

妻みさえ
妻みさえ

なんやあんた、専門家みたいな偉そうなこと言うて。

夫ひろと
夫ひろと

そ、そうですね。出過ぎたことを言いました。飲食業界の事情に詳しいわけではありません。ただね、まあだからこそ、ユーザーとしてこの会社をどう見るかという判断基準は重要だと思っています。うちのように子育て費用とか教育費用で家計がひっ迫している世帯は、一部の大手企業サラリーマン家庭を除いては普通なわけで、そういう人たちの目線で支持される会社というのは、これからも伸びていく可能性があると思います。

株主優待やNISAなど資産運用をお考えの方は、SBI証券をおすすめします。

まずは証券会社に口座を開いて株をやってみようという人には、LINE証券をおすすめします。

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