手数料が安い証券会社はどこだ?おすすめ4社のパターン別比較。

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証券会社を選ぶときに気になる手数料ですが、証券会社ごとに手数料体系が異なっていてなかなかフラットに比較することが難しい場合があります。そこで、私がおすすめする初心者向け4つの証券会社の料金プランに沿って、どんな取引であればどの証券会社の手数料が最も有利かということを比較してみました。

*以下はすべてオンライン取引の場合で、電話での取引は考慮していません。
*手数料はすべて税込みです。

パターンA 1日の取引は50万円以内という場合

楽天証券とSBI証券には、1日の取引が50万円以下の場合は手数料ゼロ円というプランがあります。
SBI証券=アクティブプラン
楽天証券=いちにち定額コース

したがってこのプランを選ぶと、1日50万円以下の取引については手数料はゼロです。

SBIネオモバイル証券の場合は、月間の取引額によって手数料が変わります。月間の取引額が50万円までの場合は手数料は220円で、これより安くはなりません。

LINE証券の場合は、「単元未満株=1株単位」の取り引きと「現物株=100株単位」の取引で手数料が異なります。

単元未満株の場合、手数料は常にゼロですが、取引コストというものがかかります。これは取引価格に0.05%の差額が付加されるもので、例えば50万円の購入だと実際には購入価格が50万250円になります。これを手数料と考えると購入するたびに250円がかかることになります。

ただし取引時間が9:00~14:50の間でなければこの取引コストは0.5%に値上がりするので、50万円に対して2,500円と10倍に上がります。LINE証券の単元未満株取引は9:00~14:50の間に行うほうが圧倒的に有利です。

一方でLINE証券の現物株取引の場合は手数料が異なります。(したがって50万円でも、それで100株単位の購入ができる=株価が5,000円以下の銘柄の場合は、こちらのケースが当てはまります)

現物株取引では、ほかの証券会社と同様手数料がかかります。50万円の取引の場合買付手数料は無料、売却手数料は484円です。これは金額によって段階的に増えるもので、5万円以内の99円から段階的に増えていきます。LINE証券の場合はなかなか複雑ですね。

パターンAの結論

1日の取引は必ず50万円以内だと言える人は、SBI証券か楽天証券の手数料ゼロが間違いなく有利だと言えます。

パターンB 1日の取引額が50万円より多いが100万円以内という場合

これは取引回数によって手数料が変わります。つまり、10万円を10回購入する時と、100万円を1回購入する時では手数料が変わります。また、その中間の25万円を4回購入するというパターンも併せて比較してみました。

月に10万円を10回購入する場合

SBI証券ではアクティブプランの838円が最も安いプランです。スタンダードプランだと99円x10回で990円になります。

楽天証券も同様で、いちにち定額コースの943円が最も安いプランです。金額比例式の超割コースだと99円x10回で990円になります。

SBIネオモバイル証券では、月間の取引額によって手数料が決まるので、総額100万円の取引をすると、1,100円の手数料がかかります。

LINE証券では、単元未満株で所定の9:00~14:50の時間内で取引をした場合、1回あたり50円の取引コストx10回=500円の手数料相当のコストがかかります。(それ以外の時間帯だと5,000円

一方でLINE証券の現物株の場合、買付手数料はゼロですが、売却手数料は176円なので、10回のうち5回が売却だとすると手数料は880円です。

パターンB 月に10万円を10回購入する場合の結論

比較的少額を月に何度も取引する場合は、LINE証券の単元未満株取引が最も有利ですね。現物に限っても、LINE証券がお得ですが、10回のうち7回以上が売却だと逆にLINE証券が最も高くなります。

100万円を月に1回で購入する場合

SBI証券ではスタンダードプランの535円が最も安いプランです。10万円を10回購入する場合と違ってアクティブプランのほうが手数料が高くなりますね。

楽天証券も同様で、超割コースの535円が最も安いプランです。いちにち定額コースだと943円になりますね。

SBIネオモバイル証券では、10万円を10回購入するのと同じで、手数料は1,100円です。

LINE証券では、単元未満株で所定の9:00~14:50の時間内で取引をした場合、1回あたり2,500円の手数料相当のコストがかかります。(それ以外の時間帯だと25,000円)

LINE証券の現物株取引では、売却の場合だけ、869円の取引手数料がかかります。買付だけだとゼロです。長い目で見て売買の回数が買付=売却だとこの半分の465円ぐらいになると思われます。

パターンB 100万円を月に1回で売買する場合の結論

このように大きな額を月に1回だけ、というような取引の場合はSBI証券と楽天証券が有利です。私の場合は比較的このパターンに近いかなという気がします。ただ買付だけだとLINE証券はゼロですので、長期的にみて買付と売却が1:1の比率になると、平均すればLINE証券が有利ということになります。

25万円を月に4回売買する場合

SBI証券ではアクティブプランの838円が最も安いプランです。

楽天証券ではいちにち定額コースの943円が最も安いプランです。

SBIネオモバイル証券では、同じく1,100円となります。

LINE証券では、単元未満株で所定の9:00~14:50の時間内で取引をした場合、1回あたり125円の取引コストx4回=1,000円の手数料相当のコストがかかります。(それ以外の時間帯だと10,000円

LINE証券の現物株取引では、2回購入(無料)、2回売却だとすると968円の売却手数料がかかります。

パターンB 25万円を月に4回売買する場合

合計額が100万円で、上二つの中間的なパターンを想定してみました。この場合一番差が付きにくい感じがしますが、SBI証券が一番有利でした。

結論

様々なパターンで手数料を比較してみましたが、実際にはパターンは無限にあり、それによってかなり手数料の有利不利は逆転します。

一方でその差は5倍とか10倍というものではなく、ここで挙げた4社の中では2倍以上変わるということはほとんどありませんでした。

ただ注意しなくてはならないのは、LINE証券の単元未満株を9:00~14:50の所定時間「外」に取引した場合で、これは0.5%の取引コストが上乗せされますので、場合によってはほかの証券会社よりかなり割高になります。

証券会社別にみるとSBI証券と楽天証券の手数料は横一線と言っていいでしょう。オンライン証券のライバル会社なので手数料においても大きな違いはありません。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

SBI証券の料金体系は非常にシンプルでわかりやすいです。月額の取引額が1,000万円までは例外なく4段階の手数料に分類され、ほかのプランやコースはありません。

SBIネオモバイル証券 口座開設

これに対してLINE証券の場合は非常に複雑です。単元未満株価現物株か、取引時間はいつか、買付か売却か、で手数料が全く変わってきます。LINE証券はとっつきやすさが魅力でおすすめなのですが、手数料体系だけは残念なポイントです。なのでLINE証券を使う場合は、「取引時間内」に「単元未満株」だけを売買する、などのルールを決めてやるといいと思います。

LINE証券

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